英語の定期考査が近づいてきたら、どんな対策をしていますか?ただやみくもにやってもなかなか成果はついてこないもの。今日は、テスト前にやっておくべき5つのことをシェアします。このステップを踏めば、きっと自信を持って試験に臨めますよ!
ちなみに5つめのステップが一番の肝!ここをやれないと効果がぐんと下がっちゃうのでぜひチェックし、実践してください。
英語の定期考査前にやるべきこと5選
定期考査の出題範囲・配点を確認する
まず最初に、出題範囲と各セクションの配点を確認しましょう。これを把握することで、どこに力を入れて勉強するべきかが見えてきます。授業ノートや先生のアナウンスをしっかりチェックして、不明点があれば早めに先生に質問しておきましょう。
また、先生によっては配点まで提示してくださることがあります。配点の低いところに一番時間をかけていては、高得点につながりません。また、おぼえれば点が取れる単語帳などから出題される語彙問題は、英語が苦手な人が一番に取り組むべき箇所です。また、授業で扱ったプリントや試験直前に課題として出される対策プリントは要チェック! 特に、考査後に提出が義務付けられている対策プリントは、そこから出題される可能性が高いです。必ず取り組んでから考査に臨みましょう。
学習計画を立てる(+積み残しの可視化)
次に、学習計画を立てることが大切です。テストまでの期間を逆算して、毎日どれだけ勉強するか決めましょう。また、「スキマ時間」で学習できる内容(単語帳などからの語彙練習)と時間をかけなければならない思考力を問う問題(長文、英作文)では、学習の仕方が変わってきます。事前に配布された考査範囲や考査時間割を確認し、どの時間に何を勉強するか、ある程度でよいので計画を立てましょう。
また、計画を立てたあと、どれぐらいやれているのか、を振り返る時間は大切です。どのような学習をおこない、何に取り組んでいないのか、何を積み残しているのか、をすぐに見えるようにしておけば、試験直前の休み時間を有効活用できることまちがいなし、です。
教科書本文や単語の暗記
教科書の本文や出題されそうな単語をしっかりと暗記しましょう。重要なポイントをマーカーでハイライトしたり、フラッシュカードを使って効率的に覚える方法が効果的です。また、英単語アプリやオンラインリソースを活用するのも良いでしょう。
なお、効果的な単語学習方法が知りたい人は、以下の記事をチェックしてください。語彙の定着にはステップがありますので、そのステップをしっかり踏めば効率よく学習できることまちがいなし!
友人とテスト問題を作成し合う
友人と一緒にテスト問題を作成し合うのも良い方法です。お互いに問題を出し合って、知識を深め合いましょう。自分が学習した内容の復習になるのはもちろん、新しい視点からの問いに出会ったり、新たな角度からの理解が得られたりと、記憶の定着にも役立ちます。また、友人と試験形式で行うので本番を想定した取り組み方でモチベーションもアップ! 自分が作成した問題を相手が解けるか、また友人からの挑戦に自分が応戦できるか、ワクワクしながら学習に取り組めることまちがいなし!
学習した内容を復習する時間を設ける
最後に、これをやるかやらないかでは、大きく結果が変わる学習方法!一度学習した内容を復習する時間を必ず設けましょう。
テスト後、「あぁ、この問題勉強したときも間違った―」との声をよく耳にしました。そう!一度解いて訂正したあとが大切なんです。「失敗(ミス)は宝物」。すべての問題を解きなおす必要はないので、自分が一度間違えた問題を絞って定期的にやりなおすことをオススメします。また、学んだ知識を長期記憶に定着させるために有効です。毎日の学習後に短い復習時間を取ったり、特定の曜日や週末にまとめて復習するなどルーティーン化するのも効果的です。
定期試験前の心構え ~集団で最後の一押し~
以上の5つのステップを実践することで、英語の定期考査に向けた準備が整い、自信を持って試験に臨むことができます。
テスト前”あるある”で「こんなに勉強してない」と自慢げに「勉強してない宣言」する人たちがいますが、そんな自慢、その人にとっても周囲にとってもいい影響は出ません。学習環境は一人ひとりの成果にもつながっているので、ぜひ「こんなこと勉強したよ」「ここが出そうだと思うけど…」など、一人ひとりの学習成果を出し合い、最後に確認しあえる環境を作り出せると、その学習集団の平均値が上がり、一人ひとりの英語力伸長につながることになります。その場でポジティブな発言ができるようになるためにも、しっかりと対策を考え、計画を立て、地道に取り組みましょう。計画的な学習と効果的な復習を組み合わせることで、確実に成果を上げることができるでしょう。narynglishはみなさんのこと、応援しています。
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