naryが日本で英語教員を目指したきっかけ

英語教室ナリィングリッシュ講師紹介

英語を学んで「使う」機会をつくれば、もっと英語を話したり聞いたりできるようになる。それは日本の英語教育でできる!

今回はnaryが日本で英語教員を目指したきっかけをお伝えします。

nary先生が日本で英語教員を志したきっかけは?

高校2年生の夏に一念発起して行ったオーストラリアでの先生とのやり取りが大きなきっかけになったのよ。

きっと、日本では行われていないような授業で飛躍的に英語力が上がったんですね!

いやいや、それがね・・・。そこで行われていた授業はAll Englishでの文法の授業だったの。

初めての海外。初めての英語だけの環境。そこで1ヶ月語学学校に入って勉強する!どんな授業なんだろう?これまでにないモチベーションで授業に参加してみると・・・そこでは英語で文法を教えられるという日本の英語の授業と変わらない、むしろ文法レベルは中学の英語程度だったので、ほとんどの文法は習ったことのある、英語による英文法の授業だったのです。

授業にやる気をなくしていた私に、現地の先生が「何をしにオーストラリアに来たの?」と注意されました。オーストラリアで理想と現実のギャップにぶち当たった私は、”どうにでもなれ!”が半分、”自分の思いが伝わってほしい”が半分で、「日本で学べることを高いお金を払ってオーストラリアで学ぶのは意味がない。もっと実践的なことが学べると思っていた」みたいなことを本当につたない英語で伝えました。

まさかの反論を受けた現地の先生。ただし、私の想いが伝わったようで、こんな返答をしてくれました。「英語を使うことはオーストラリアでも日本でも練習できる。ただし、基盤がないと「使う」ことはできないの」

その時、自分の中で何かが動いたのです。

英語を学んで使う機会をつくれば、もっと話したり聞いたりできるようになるんじゃない?それって、日本の英語教育でできるんじゃない?」

へぇ~。外国の語学学校での授業って、たくさんしゃべったり聞いたりするだけで文法とかはやらないイメージでした。

私がオーストラリアに行ったのは、約25~30年ほど前なので、授業や授業スタイルも当時からは変化しているとは思いますよ。実際に私も日本の高校で初めて働いた22年前と今では授業スタイルも全く違いますし。ただし、オーストラリアで先生から受けた「基盤があって”使う”練習をすることで語学は身につけられる」というアドバイスは今もこれからも不変だと感じます。

オーストラリアで現地の先生とやり取りをした中で生まれた「日本の英語教育で”使える”英語は教えられるのでは?」の疑問が、いつしか「日本の英語教育中で”使える”英語をを教えられる教員になりたい」との思いに変わっていきました。

ただ理論を学ぶだけ、では言語は習得できません。学んだことを使ってみて、失敗して、またそこから学んで使ってみて、試行錯誤しながらことばは身についていきます。そんなチャレンジをnarynglishでは大切にしています。

外国に行って現地の言葉を身につける、という手段もありますが、まずは自分がいるこの場所で基礎基本を学び使うことで、英語を身につけていってはどうでしょう?

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