さんまさんスタイル!? 私のレッスン改善のしかた

英語教室ナリィングリッシュ講師紹介

長崎・諫早の英語教室 narynglish(ナリ)です。

英語のレッスンは「準備して終わり」ではなく、その後の“振り返り”こそが大事ーー私はそう思っています。

今日は、私が日々のレッスンの中で行っている「小さな工夫」や「マイルール」、そして意外と周りからツッコまれた“ある出来事”について書いてみます。

 私はいつも「レッスンをどう良くするか」を考えている

narynglishでは、生徒さん一人ひとりの表情や変化、その日のコンディション、レベルの伸び方をできるだけ丁寧に見たいと思っています。

ただ、レッスンというのは本当に奥が深くて、「これで完璧」という日なんて、実際はほとんどありません。

子どもたちが元気すぎる日もあれば、こちらの声がうまく届かない日もある。
準備万端で臨んだつもりでも、その場の空気や子どもたちの反応次第でガラッと展開が変わっていくこともしばしばです。

だからこそ、私はレッスンの後に

  • 何が良かった?

  • 何がちょっと不自然だった?

  • 子どもたちはどこで楽しそうにしていた?

  • どこで集中が切れた?

と自分に問いかける時間を大切にしています。

「ナリさん、さんまさんみたい!」と爆笑された話

そんな私の“振り返り癖”の話をしていたときに、
ある友人から突然、

「ナリさん、それ…さんまさんみたい!」

と爆笑されました。

さんまさんとは、あの日本コメディ界の大御所明石家さんまさん。

最初は「え、どういう意味!?」と思いましたが(笑)、

友人いわく、
『さんまさんは常に人の表情や空気を見て、
 その場でベストな返しを入れ続ける人。
 だから“気づく・拾う・返す”がめちゃくちゃ上手』
なのだそう。

言われてみれば、私がレッスンで大事にしていることとたしかに重なるところがあるのです。

子どもたちの小さなつぶやき、
ふとした視線、
笑った瞬間、
困った顔…。

レッスンでは、こうした“ミクロなシグナル”をキャッチすることで、その子に合わせたサポートや展開が自然と生まれます。

だから

「さんまさんみたい!」

と言われたとき、これって最大級の褒め言葉では!?とひそかに嬉しくなってしまいました。

気づけば、自分のレッスンスタイルのことを「SANMA Style」と呼んでいる自分がいます笑

私の最大のレッスン改善法:録画して“つながり”を確認する

そして私のレッスン改善で欠かせないのが、レッスンの録画です。

毎回ではありませんが、「今日ちょっと気になるな」「なんかうまく流れないかも」逆に「今日はバッチリ!」という日は必ず録画を見返します。

録画を見ると、その場では見落としていた細かいポイントに気づくことがとても多いんです。

例えば、

  • 子どもたちが一斉にざわつき出す直前の“きっかけ”

  • 私の声のトーンが少し強すぎた瞬間

  • 説明が長くなりすぎたところ

  • 活動へのつなぎ方が不自然だった場面

逆に、

  • すごく良い反応が返ってきた瞬間

  • 子どもたちが自然に助け合っていた場面

  • みんなの集中がずっと続いていた時間帯

など“良いポイント”も客観的に見えるようになります。

不思議なことに、自分で「今日はイマイチだったな…」と感じた日ほど、動画を見返すと

あ、こうすれば良かったんだ
次はこう切り返そう!

という改善点がポンポン出てきます。

そして、それを次のレッスンで試すと驚くほど子どもたちの集中度が増したり、笑顔が多くなったりする瞬間があってーー。

「あ、やっぱり振り返りって大事だなぁ」としみじみ感じるのです。

ちなみに、さんまさんも自分の出演番組は必ず録画して徹底的に見直すそうですよ(笑)

そこもまた「SANMA Style」っぽいな、と勝手に親近感が湧いています。

振り返りは“反省”ではなく“未来のレッスンづくり”

録画を見返すというと「反省ですか?」「細かく分析して大変じゃない?」とよく言われます。

でも、私は反省のために見ているわけではありません。

  • 次のレッスンのために

  • 子どもたちのために

  • 自分の成長のために

ちょっとした“調整”をしているだけ。

レッスンは毎回「作品」のようなもので、その完成度を少しずつ磨いていくイメージです。

完璧である必要はなくて、昨日より今日のレッスンがちょっと良くなる
それを積み重ねていくことが最終的に大きな成果につながると信じています。

みなさんは、どんなふうに“自分のやり方”を整えていますか?

最後に、あなたに質問です。

あなたは、自分の仕事や活動をどんなふうに振り返っていますか?

  • メモをつける

  • 誰かと話す

  • 帰り道にひとりで考える

  • 写真や動画に残す

  • とにかく一回寝かせる!

どんな方法でも、それが自分に合っていれば十分。

もし良ければ、あなたの“整えかた”もコメント欄で教えてください。

おわりに

レッスンは、子どもたちと私とでつくる“共同作品”のようなもの。

だからこそ、その作品をもっと良くするために
私はこれからも

  • 気づく

  • 拾う

  • 返す

  • 振り返る

この「SANMA Style」を大切にしていきたいと思っています。

投稿者プロフィール

narynglish
narynglish
英語指導歴20年以上/英検1級/元高校英語教員
長崎県諫早市の英語教室「narynglish」主宰 吉田恵子(Nary/ナリ)

【学歴・職歴】
• 大学在学中 カリフォルニア州立大学フレズノ校へ1年間交換留学
• 2000年   長崎県公立高校教諭として採用
• 2008年   早稲田大学大学院教育学研究科 修士課程修了
• 2023年   公立高校教諭を退職後、narynglishを起業

一人ひとりの「わからない」を大切に、「つまづき」を飛躍のチャンスに変える英語レッスン。
実践的な英語力に加え、自分で考える力・継続力・非認知能力を英語を通して育みます。
中学生、高校生が将来にわたって英語を使いこなせるよう、英検対策・定期テスト・留学準備を土台から支援。
「安心して取り組める」「前向きになれる」と評判で、naryとまた学びたい!と言ってもらえる英語教室です。レッスン方法は、対面・オンライン・ハイブリッドの形式から選べます。

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