すぐに答えが出なくても、大丈夫

お知らせ

答えがすぐ手に入る時代だからこそ

最近はAIやウェブのおかげで、欲しい答えがすぐに手に入るようになりました。知りたいことがあれば、検索するだけですぐに情報が手に入り、疑問や悩みを手軽に解決できる時代になっています。

でも、そんな時代だからこそ、なかなか答えに辿り着けないとき、適切な言葉が見つからずにもどかしいとき、正解が見えず焦ってしまうときの苦しさをより強く感じることもあります。

私自身の英語学習経験

私自身も実は高校一年生の時、初めて英検の二次試験を受験した際、不合格という苦い経験をしました。当時は英語を話すことがカッコ良く見え、自分でも憧れを感じていましたが、実際は完璧でなければ話すことすら恥ずかしく感じていました。それでも合格するためには何かを話さなければいけないと思い立ち、近くの米軍基地で週に一度、生の英語を聞き、ネイティブに自分の意見を伝えるレッスンを受けることを決心しました。

このレッスンは高校卒業まで続けましたが、自分から積極的に英語を話すことはなかなかできず、ほとんどリスニング中心のレッスンになりました。それでも、米軍基地内の自宅で英語に触れる経験は貴重で、毎回学んだことをスクラップブックにまとめて熱心に復習していました。

英語学習における「もどかしさ」の価値

英語学習では「これをどう表現したらいいのだろう?」というもどかしさや苦悩がつきものです。ですが、このもどかしさや苦しみこそが、本当の意味で英語力を伸ばす大切な土台になります。AIや翻訳アプリで簡単に手に入れた表現は、その場限りのコミュニケーションになりがちですが、自分自身が苦労して調べ、考え抜いて伝えた英語こそが真の英語力となり、心からのコミュニケーションを可能にします。

また、英語学習を成功させるためには、小さな目標を設定し少しずつ積み重ねる「スモールステップ」の考え方や、一緒に学ぶ仲間の存在も大切です。これについては、英語学習を成功させる人の共通点TOP3の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

さらに、以下の記事でも仲間と共にできる効果的な英語学習法について紹介しています。

大切なのは「どこに行くか」ではなく、「何をするか」

高校受験や大学受験、就職試験などで自分の希望する学校や企業に入れなかったとしても、本当に大切なのは「どこに行くか」ではなく、「そこで何をするか」です。大切なのは、自分が置かれた環境の中で、自分にできること、やりたいことを貫くという気持ちと覚悟です。

じっくりと悩み、迷いながら、自分なりの答えを泥臭く探し出した経験は、やがてあなた自身がその答えを「正解」にしていく自信になり、本物の強さへとつながっていきます。

試行錯誤こそ人生の財産

自分の答えを「正解」にするためには、人に頼ることも時には必要です。泥臭く、がむしゃらに行動することもあります。上手くいっている人を真似して学ぶこともあれば、ときには失敗して挫折を味わうこともあるでしょう。

ですが、そうした多くの試行錯誤を繰り返すこと自体が、人生を豊かにしていく貴重な財産となります。経験の一つ一つがあなたの人生の土台となり、自分らしさや個性を育んでくれるのです。

回り道があなたを育てる

一見、回り道に見えるような道こそが、実はあなたらしさを作り、本当の意味で成長させてくれる大切な道なのです。効率や速さだけが全てではなく、回り道を楽しむ余裕が、あなたの人生に豊かな彩りを与えてくれます。

だから今日も、自分のベストを少しずつ更新しながら、泥臭くても、自分らしく一歩ずつ生きていきましょう。

大丈夫。あなたが選んだ道が、きっと「正解」になるから。

自分自身の道を信じて、毎日を積み重ねていきましょう。

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