最近、ママ友さんからこんな相談を受けました。
「中学英語って、どう勉強すればいいの?」
小学校でも英語の授業はあるけれど、
いざ中学入学が近づくと
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何を準備すればいいのか
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勉強の仕方はこれでいいのか
不安になる方も多いようです。
ちょうど同じ頃、同じ地域で塾を経営されている先生ともお話しする機会がありました。
その先生がこんなことをおっしゃっていたのが印象的でした。
「小学校英語が始まってから、むしろ英語嫌いが増えている気がするんですよね。」
もちろん、小学校英語が悪いわけではありません。
ただ、英語の勉強の仕方が分からないまま中学校に入ってしまうと、最初の段階でつまずいてしまうことがあるのも事実です。
そこで今回は、narynglish流の「中学英語の準備」をまとめてみました。
実はこれ、中学英語だけでなく高校英語にも通じる大切なポイントでもあります。
英語でつまずく原因は、実は「文法」ではない
英語でつまずく原因というと、
「文法が難しいから」と思われがちです。
しかし実際には、文法以前の
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書くスピード
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単語の覚え方
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教科書の使い方
といった基本の土台が整っていないことで、授業についていけなくなるケースが多く見られます。
そこで今回は、この3つに絞ってお話しします。
アルファベットは30秒で書けるように
中学校では、英語を書く量が一気に増えます。
そのとき意外と差がつくのが
アルファベットを書くスピードです。
目標はA〜Zを30秒以内で書けること
大文字、小文字それぞれで練習しておくと安心です。

これができると
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単語を書くスピードが上がる
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スペルミスが減る
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授業のノートが取りやすくなる
といったメリットがあります。
アルファベットはとても基本的なことですが、
ここがスムーズだとその後の英語学習がぐっと楽になります。
英単語は「正しい順番」で覚える
英単語を覚えるとき、よく見かけるのが
最初から何度も書いて覚える方法です。
もちろん書く練習も大切ですが、
実はもっと効率のよい順番があります。
おすすめの流れは次の4ステップです。
① 英単語を見て、発音できるようにする
② 英語 → 日本語の意味が分かる
③ 日本語 → 英語を思い出せる
④ 最後に書く練習をする

つまり音 → 意味 → 思い出す → 書く
という順番です。
教科書のQRコードや音声教材を使って、まずは音に慣れることから始めると、単語はぐっと覚えやすくなります。
教科書を最大限活用する
英語が伸びる生徒の多くは、
教科書をとてもよく使っています。
おすすめの使い方は次の流れです。
理解
↓
音読
↓
暗唱
↓
暗写
まずは内容を理解し、その後何度も音読します。
慣れてきたら、見ないで言えるようにしてみます(暗唱)。
最後に、文章を見ずに書いてみる(暗写)。
ここまでやると、文章が自然に身についていきます。

教科書は実は、とてもよく作られた英語教材です。
うまく活用すれば、それだけでも大きな力になります。
英語は「才能」ではなく「やり方と量」
英語は特別な才能が必要な教科ではありません。
正しい方法で、
少しずつ量を積み重ねていけば、
誰でも英語の土台を作ることができます。
今回紹介した
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アルファベット
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単語の覚え方
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教科書の使い方
この3つは、英語学習のとても大切な基礎です。
そして実は、
高校英語になっても変わらないポイントでもあります。
よくある質問
Q. 小学校英語をやっていないと不利ですか?
A.そんなことはありません。
私は英語教室で、小学校低学年から英語を学んでいる子どもたちもたくさん見てきましたが、実は中学英語で伸びるかどうかを決めるのは「いつ始めたか」よりも「どう学んできたか」です。
小学校から英語に触れていることはもちろん大きなメリットですが、もしこれまで英語をあまりやっていなかったとしても、
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アルファベット
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単語の覚え方
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教科書の使い方
といった学び方の土台ができていれば、十分に追いつくことができます。実際に、中学から英語を本格的に始めて大きく伸びていく生徒もたくさん見てきました。
今回紹介した方法を少しずつ試してみるだけでも、英語学習のスタートはぐっと楽になるはずです。
最後に
narynglishでは、理解 → 音読 → 表現という流れを大切にしながら英語を学んでいます。
今回ご紹介した内容も、レッスンの中で大切にしている「学習の土台」です。
これから中学英語が始まる方や、
英語の勉強方法を見直したい方の参考になれば嬉しいです。
投稿者プロフィール
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英語指導歴20年以上/英検1級/元高校英語教員
長崎県諫早市の英語教室「narynglish」主宰 吉田恵子(Nary/ナリ)
【学歴・職歴】
• 大学在学中 カリフォルニア州立大学フレズノ校へ1年間交換留学
• 2000年 長崎県公立高校教諭として採用
• 2008年 早稲田大学大学院教育学研究科 修士課程修了
• 2023年 公立高校教諭を退職後、narynglishを起業
一人ひとりの「わからない」を大切に、「つまづき」を飛躍のチャンスに変える英語レッスン。
実践的な英語力に加え、自分で考える力・継続力・非認知能力を英語を通して育みます。
中学生、高校生が将来にわたって英語を使いこなせるよう、英検対策・定期テスト・留学準備を土台から支援。
「安心して取り組める」「前向きになれる」と評判で、naryとまた学びたい!と言ってもらえる英語教室です。レッスン方法は、対面・オンライン・ハイブリッドの形式から選べます。
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