英語絵本の読み聞かせは一石何鳥? 日本語の絵本でも英語力upな学び

英語レッスン、イベント

長崎 諫早英語教室 narynglish では、大人向け英語の学びなおしを対面・オンラインでサポートしています。今回は、子どもと一緒に英語を楽しく学びたい方に向けた記事です。

絵本読み聞かせのメリットやnarynligshで大人の学びなおしとして「半年後に子どもと日本の絵本を使って英語でやりとりができるようになりたい」との目標をもって学習に取り組んでいるレッスン生との取り組みを紹介する今回の記事。実際のレッスン動画、実際に読み聞かせをおこなったあとの子どもたちの変化など合わせてご一読ください。

絵本読み聞かせのメリット

語彙や言葉の表現が広がる

絵本の読み聞かせは、子どもの語彙力や読解力を高め、国語力をアップさせます。まだ字が読めない子どもも、繰り返し聞くことで言葉を真似し、やがて自分の言葉として使い始めます。語彙が豊富になることで、自己表現が上手になり、相手との信頼関係も築きやすくなります。国語力の向上は、コミュニケーション能力の向上にもつながります。

親子でコミュニケーションがとれる

読み聞かせの時間は、子どもに安心感を与え、親子の親密感を高めます。親の声や肌のぬくもりを感じることで、子どもは親の愛情を実感し、自己肯定感が養われます。現代社会では、親子の触れ合いの時間が貴重です。短い時間でも、積極的に読み聞かせの時間を作りましょう。

感情が豊かになる

読み聞かせは、子どもの感情を豊かにします。絵本を通じて登場人物の気持ちを想像し、疑似体験することで、喜怒哀楽を感じ、心の変化を知ることができます。感情豊かな子どもは、周囲の人々との関係も良好に築けるでしょう。

豊かな想像力を育める

読み聞かせは、子どもの想像力を育てます。想像力が豊かな子どもは、思いやりを持ち、感受性豊かな人に成長します。将来的には、新しい視点で物事を考える力や、失敗を未然に防ぐ力を身につけることができます。読み聞かせは、子どもの未来に良い影響を与えるでしょう。

 

英語で読み聞かせのメリット

さらに、英語で読み聞かせをすることで、次のような効果も期待できます。

  • 英語の音声やイントネーションに触れることができる
  • 英語の語彙や表現を知ることができる
  • 異文化に興味を持つきっかけになる

子どもたちの可能性を広げることばかりですね。

英語での読み聞かせで大事なこと

大人がまず楽しむ

子どもはとても敏感です。大人が楽しんでいないと、子どもも英語に対して興味を持たなくなります。日本語で意味がわかっている本でも、英語を使うだけで新鮮な気持ちになるものです。このワクワクを一緒に味わいましょう。

絵本の「絵」を使おう

絵本の良いところは、「絵」で内容を説明できることです。絵を指さして英語を話すと、ストーリーの理解を助けます。例えば、「What color can you see?」(何色が見える?)や「How many birds can you see?」(鳥が何羽いる?)などの質問を毎回すると、子どもたちは英語でのやり取りに慣れ、自信を持つことができます。

発音よりもリズムを大切に!

発音の正確さよりも、英語のリズムを重視しましょう。英語のリズムやイントネーションに合わせて読むことで、記憶に残りやすくなり、英語が「使える」ようになります。

日本の絵本を英語を使って読み聞かせる

日本語の絵本を英語で読み聞かせる利点は、内容が既にわかっているので、ストーリーが入りやすく、単語の意味も推測しやすいことです。具体的な例として、かがくいひろし作『だるまさんの』を使ったレッスン生による読み聞かせを紹介します。

 

日本語では、「だ・る・ま・さ・ん・の」という6文字を英語で読み聞かせるときにどうするか、がカギでしたが、内容を変えずにリズムよく読み聞かせできるように工夫しました。”What does Daruma have?”(だるまさんが持っているものは何?)とすることで、次に続く身体の部分と一致するので、今回はこのような読み聞かせにしました。

今回のレッスン生のすばらしいところは、ただ”What does Daruma have?”でのやりとりだけでなく、ハイタッチを入れたり、“Smile”と笑って歯を出させたりする工夫を入れたところです。このような子どもとのふれあいを意識したやり取りは英語力の伸長はもちろん、親子の絆を深めるすばらしい機会にもなります。

英語での読み聞かせを行った後の子どもたちの変化

上記の動画で実際にわが子たちに読み聞かせをしてくれたママさんからいただいた感想で印象的だったことは以下のとおり。

リズムが良くて子どもたちが”What does Daruma have?”のフレーズを覚えた

大喜びで”Teeth”などマネしていた。

まず、「フレーズを覚える」ということは英語学習においてとても有益な活動です。おぼえてしまえば、簡単に使うことができるからです。実際に日常生活の中、親子のやり取りの中でも自然と英語を使う回数も増えてきているようです。

また、「学ぶ」の語源が「まねぶ(まねる)」だということは有名です。この「マネ」ができるようになると英語の発音やイントネーションになれることになり、より英語が身近になるだけでなく後々の英語学習のアドバンテージになるはずです。

大人が楽しく学ぶ姿が、子どものやる気スイッチを入れる大きなきっかけとなり、親子で英語を学ぶ基盤が徐々にできてきているようで、とても嬉しく感じています。

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narynglishのプライベート講座では、「一人ひとりにオーダーメイドのレッスンプランを提供」しています。一人ひとり学ぶ目的や英語の使用場面は異なります。それをしっかり講師naryが聞き取り、6カ月でどのような目標達成できるかのゴールを一緒に設定し、ロードマップを提示してからレッスンをおこなっています。

現在大人レッスン生は、長崎諫早市にある講師自宅に通われるレッスン生のほかに、東京・岐阜・福岡など日本全国からオンラインでのやりなおし英語に取り組まれている方も多数いらっしゃいます。

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